一日一曲(680)ウルフ、ジャック:De Glory Road

 本日は、没後50年(1973年6月22日没)を迎えらえたアメリカの作曲家、ジャック・ウルフさんの曲をご紹介します。

 ウルフさんは1896年にルーマニアのボトシャニでユダヤ人の家庭に生まれました。幼いころに家族でニューヨークに移住し、そこで音楽の才能に目覚めます。16歳で、現在はジュリアード音楽院として知られている音楽芸術研究所に入学し本格的に音楽の学びをスタートします。第一次世界大戦中は従軍し、ガバナーズ島に駐屯。そこの軍楽隊でクラリネットを演奏しました。従軍中に出会ったアフリカ系アメリカ人の音楽に魅了され、除隊後は黒人の民謡と霊歌の歴史について広範な研究を行いました。やがてそのスタイルに基づいて自分の音楽を書くようになりました。

 本日の曲は、1928年に作曲された曲で、比較的知られた曲です。蒲田行進曲のメロディに似ているように聴こえるのですが…関係あるかどうかは不明です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ウルフ、ジャック:De Glory Road

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