一日一曲(682)チジュ、ヘンリク:別れ
本日は、生誕100年(1923年6月16日生)を迎えらえたポーランドの作曲家兼指揮者、ヘンリク・チジュさんの曲をご紹介します。
チジュさんはポーランド北西部の都市グルジョンツに生まれ、1946年から1948年までトルンのニコラウス・コペルニクス大学で法律と哲学を学び、その後1952年までポズナン国立音楽院で作曲と指揮を学びました。1952-53年にポズナンオペラの指揮者、1953-57年にラジオ交響楽団の副指揮者、1957-60年にウッチ交響楽団の首席指揮者兼芸術監督、1961-62年にワルシャワオペラのディレクター、1963-67年にクラクフフィルハーモニー管弦楽団の芸術監督を務めました。1971年から1974年までデュッセルドルフで音楽総監督、1972年からウッチ・フィルハーモニー管弦楽団の芸術監督兼首席指揮者、1980年から1995年までワルシャワ音楽アカデミーで指揮クラスを率いた。ポーランド共和国の功労金十字章(1953年)、ポロニア・レスティトゥータ勲章の騎士鉄十字章(1958年)、文化省の一等賞(1975年)、彼のライフワークに対する国家賞一等賞(1978年)など、多数の賞を受賞しています。
本日の曲は、声楽曲です。本日の演奏はカウンターテナーで歌われていますが、もともとカウンターテナーの曲なのかどうかは不明です。
「別れ」というタイトルで、「私はその女性を愛していました」「ジョージアの丘で」「最後」の3曲から構成されているようです。3曲とも2分~3分程度の短い曲です。
カウンターテナーの柔らかい歌声をご堪能ください。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
チジュ、ヘンリク:別れ