一日一曲(684)リテレス、アントニオ:トナダ

 本日は、生誕350年(1673年6月18日生)を迎えらえたスペインの作曲家、アントニオ・リテレスさんの曲をご紹介します。

 リテレスさんはマジョルカ島アルタで生まれ、1688年よりマドリッドのスペイン宮廷礼拝堂附属学校で音楽教育を受けました。卒業後はスペインとポルトガルで活躍し、当時は作曲家としてかなりの名声を得ていらっしゃいました。が、1747年に亡くなられてからは次第に忘れられてしまいました。近年は再評価が進み、安定した作曲技法の高さと創意の豊かさが認められています。

 本日の曲、「トナダ」は、スペイン語で「歌」を意味する言葉のようです。スペイン発祥の形式のようですが、これが南米に広まり、そちらでは主にギター曲として発展したとのことです。
 華やかなオルガンの響きが魅力的な曲です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
リテレス、アントニオ:トナダ

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