一日一曲(685)ルティーニ、ジョヴァンニ・マルコ:チェンバロソナタ イ長調
本日は、生誕300年(1723年4月25日生)を迎えらえたイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・マルコ・ルティーニさんの曲をご紹介します。
ルティーニさんはフィレンツェで生まれ、ナポリの「ピエラ デイ トゥルキーニ」音楽院で音楽教育を受けました。卒業後やドイツを中心にヨーロッパ各地をまわり、活躍されました。一時期ロシアのサンクトペテルブルクにも滞在して活躍されたそうです。40代にはフィレンツェに戻り、1797年に亡くなられるまで故郷を中心に活動されました。オペラや鍵盤音楽の作品が評価されています。
本日の曲は作品番号6として出版された6曲のチェンバロソナタの中の一番最初の曲になります。当時のチェンバロソナタではよく用いられていた2楽章形式で書かれています。ルティーニさんの書かれたチェンバロ曲は、当時の作曲界においてお手本となっていたそうです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ルティーニ、ジョヴァンニ・マルコ:チェンバロソナタ イ長調