一日一曲(704)ピツカ、フランティシェク:Nad pěšinou kvete mák, konec všemu, nechci nic

本日は、生誕150年(1873年5月12日生)を迎えらえたチェコの作曲家兼オルガニスト兼指揮者、フランティシェク・ピツカさんの曲をご紹介します。

ピツカさんはプラハで生まれました。父親は教師兼オルガニストだったこともあり、幼少期から基本的な音楽教育を受け、11歳でオルガニストとして父親の代わりもできるようになりました。その後、地元プラハでオルガニスト、伴奏者、合唱団長、時には歌手(美しい声の持ち主だったそうです)として活躍しました。1900年には国立劇場のオペラ合唱団の合唱指揮者になり、1903年には指揮者に昇格しています。作曲家としては、教会音楽の分野を中心に多くの作品を遺されています。

本日の曲は、訳してみると、「ポピーは小道の上に咲く すべての終わり 何もいらない」となりました。
詩は作曲者自身です。個人的には、小道に咲く一輪のポピーが穏やかな風に揺れている風景が想像されました。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ピツカ、フランティシェク:Nad pěšinou kvete mák, konec všemu, nechci nic

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