一日一曲(705)ランチベリー、ジョン:イエスタデイ協奏曲(J.レノン、P.マッカートニーによる)

 本日は、生誕100年(1923年5月15日生)を迎えらえたイギリスの作曲家兼指揮者、ジョン・ランチベリーさんの曲をご紹介します。

 ランチベリーさんはロンドンで生まれ、8歳からヴァイオリンのレッスンを始め、またその頃から作曲も行うようになりました。奨学金を受けて王立音楽アカデミーへ進学します。途中、第二次世界大戦の勃発によって音楽の勉強は一時中断せざるを得なくなったこともあったそうです。
 1948年、25歳のときにメトロポリタン・バレエ団の音楽監督、1951年には、サドラーズ・ウェルズ・バレエ団の指揮者、1960年から1970年まではロイヤル・バレエ団の首席指揮者1972年から1978年にかけてオーストラリア・バレエ団の音楽監督、1978年にアメリカン・バレエ・シアターに移籍して1980年まで音楽監督、と活躍の幅を広げられました。その後はフリーランスの立場となって、世界各地でバレエ音楽の編曲家や舞台の指揮者として活躍されました。1991年には大英帝国勲章を授与されていらっしゃいます。 バレエ音楽、映画音楽、数々の編曲などで多くの作品を遺されています。

 本日の曲は、ビートルズの曲をオーケストラ用に編曲した作品です。原曲の魅力がさらに増して輝いている感じがいたします。
 本日は作曲者自身の指揮でどうぞ。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ランチベリー、ジョン:イエスタデイ協奏曲(J.レノン、P.マッカートニーによる)(作曲者の指揮)

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