一日一曲(755)ルトスワフスキ、ヴィトルト:パガニーニの主題による変奏曲(特集:31/61)
パガニーニ奇想曲第24番特集その31です。本日は2台のピアノのための作品です。
作曲者のヴィトルト・ルトスワフスキさんは1913年生まれのポーランドの作曲家で、同国を代表する作曲家の一人です。
本曲は数あるパガニーニのテーマを引用した曲の中でも有名で、演奏される機会も多い作品です。変奏自体はオーソドックスです。ピアノ版の超絶技巧が繰り広げられる点でも、王道を行っていると言えるでしょう。約5分の短い曲ですが、手に汗握る展開で一瞬たりとも飽きさせてくれません。
演奏者は「ルトスワフスキ・ピアノ・デュオ」。フレデリク・ショパン音楽アカデミー出身のエミリア・シタルツさんとバルトウォミエイ・ウォンシクさんのお二人で結成されたピアノデュオです。数々の国際コンクールで丹生されていらっしゃいます。2008年のデビューCDはフレデリク賞「最優秀アルバム・室内楽部門」を受賞されました。
難曲を颯爽と披露されていらっしゃいます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ルトスワフスキ、ヴィトルト:パガニーニの主題による変奏曲