一日一曲(774)ピアティゴルスキー、グレゴール:パガニーニの主題による変奏曲(特集:50/61)
パガニーニ奇想曲第24番特集その50です。本日はチェロと管弦楽のための曲です。
作曲者のグレゴール・ピアティゴルスキーさんは1903年ウクライナ生まれチェリストです。アメリカを中心に活躍され、ピアノのアルトゥール・ルービンシュタイン、ヴァイオリンのヤッシャ・ハイフェッツと共演した室内楽は「百万ドル・トリオ」と呼ばていました。
本曲は、テーマの後に自由な14の変奏、そしてフィナーレで構成されています。変奏とフィナーレは。ピアティゴルスキーさんの演奏仲間と関連付けられているそうで、ピアティゴルスキーさんのお弟子さんのカナダのチェロ奏者デニス・ブロットさんが各変奏曲に関連するアーティストを特定されたとのことです。
<曲の構成>
テーマ
第1変奏(Pablo Casals)(チェリスト)
第2変奏(Paul Hindemith)(作曲家、ヴィオラ奏者)
第3変奏(Raya Garbousova)(チェリスト)
第4変奏(Erica Morini)(ヴァイオリニスト)
第5変奏(Felix Salmond)(チェリスト)
第6変奏(Joseph Szigeti)(ヴァイオリニスト)
第7変奏(Yehudi Menuhin)(ヴァイオリニスト)
第8変奏(Nathan Milstein)(ヴァイオリニスト)
第9変奏(Fritz Kreisler)(ヴァイオリニスト)
第10変奏(self-portrait)(自分自身)
第11変奏(Gaspar Cassado)(チェリスト)
第12変奏(Mischa Elman)(ヴァイオリニスト)
第13変奏(Ennio Bolognini)(チェリスト&ギタリスト)
第14変奏(Jascha Heifetz)(ヴァイオリニスト)
フィナーレ(Vladimir Horowitz)(ピアニスト)
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ピアティゴルスキー、グレゴール:パガニーニの主題による変奏曲