一日一曲(810)デューベン、アンダース・フォン:スウェーデンのための行進曲
本日は、生誕350年(1673年8月28日生)を迎えらえたスウェーデンの作曲家、アンダース・フォン・デューベンさんの曲をご紹介します。
デューベンさんはスウェーデンの貴族であるデューベン家に生まれました。1690年代にパリで音楽を学び、1698年にスウェーデン王立宮廷管弦楽団の宮廷礼拝堂マスターとなり、活躍されました。が、1719年に男爵に昇格、政治的な方面での仕事が忙しくなり、音楽の方は開店休業のような形になりました。スウェーデンでのプロの音楽文化の確立に貴族の立場から寄与されたそうです。
本曲は、古楽アンサンブルの小品です。本曲は、愛国心の表明の一つの形と言えるでしょう。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
デューベン、アンダース・フォン:スウェーデンのための行進曲