一日一曲(814)エリクソン、フランク:バンドのためのトッカータ

 本日は、生誕10年(1923年9月1日生)を迎えらえたアメリカの作曲家、フランク・エリクソンさんの曲をご紹介します。

 エリクソンさんはワシントン州スポケーンに生まれ、8歳からピアノ、10歳からトランペットを始めました。高校を卒業後、陸軍の軍楽隊に所属し編曲を学びます。1950年、南カリフォルニア大学にて音楽学士、翌年に音楽修士を取得し、活動を始めます。1958年から1961年までカリフォルニア大学ロサンゼルス校とサンノゼ州立大学にて教授を務める。その傍ら、ボーン出版社の西海岸責任者ともなられたそうです。出版業の方も好調で、1970年にシュミット出版社を創設しました。
 10歳から始めたトランペットや軍楽隊所属の経験からか、吹奏楽作品が多いようです。また、出版業を行っていた関係で、教育的な作品も多数作られていらっしゃるとのことです。

 本日は、お得意のバンドのための作品です。勇壮なメロディ、血沸き肉躍る大活劇が始まり、地上に平和がもたらされました、というような雰囲気の曲です。吹奏楽では定番の曲なのかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
エリクソン、フランク:バンドのためのトッカータ

エリクソン、フランク:バンドのためのトッカータ(MP3ダウンロード)

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