一日一曲(893)ラボー、アンリ:コンクール用独奏曲

 本日は、生誕150年(1873年11月10日生)を迎えらえたフランスの作曲家、アンリ・ラボーさんの曲をご紹介します。

 ラボーさんはパリで生まれました。生家は音楽家の家系で、父親はチェロ教師、母親は声楽家、その他親族も音楽家が多かったとのことです。パリ音楽院に進み、最後は母校の院長にまで出世されました。保守的な作曲家として知られ、「モダニズムは敵なり」というモットーを掲げていたことは有名な話です。

 本日の曲はクラリネットとピアノの小品、「コンクール用独奏曲」です。前半の暗い激情と後半の明るい表情の対比が鮮やかです。コンクール用と題されていますが、演奏会でも映える曲ではないでしょうか。NAXOSでも演奏の種類が多いので、クラリネットの定番曲なのでしょうね。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ラボー、アンリ:コンクール用独奏曲

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