一日一曲(899)ヘークフ、カール:ヴァイオリンソナタト長調
本日は、没後250年(1923年11月25日没)を迎えらえたドイツの作曲家兼ヴァイオリニスト、カール・ヘークフさんの曲をご紹介します。
ヘークフさんは1707年に生まれ、父親からヴァイオリンの手ほどきを受けました。その後、軍隊(フランツ・パウル・グラーフ・ヴァイリ連隊)のオーボエ奏者として活躍、その後はヴァイオリンの演奏や教授などにも幅を広げました。じきにヴァイオリンの方が主となります。「ドイツ・ヴァイオリン楽派の創始者の一人」とされていまして、同時代のほとんどの作曲家よりも高度なテクニックを取り入れたヴァイオリン曲を多く作曲されています。その他、交響曲も11曲作曲するなど、作曲家としても名を遺されていらっしゃいます。
本日の曲は、ト長調のヴァイオリンソナタです。古き時代の落ち着いた響きに心身が癒されるのではないでしょうか。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヘークフ、カール:ヴァイオリンソナタト長調