一日一曲(911)ヒューズ、ジョン:荒れ野をさすらうか弱き我を

 本日は、生誕150年(1873年11月22日生)を迎えらえた、ウェールズの作曲家、ジョン・ヒューズさんの曲をご紹介します。

 ヒューズさんは、イギリス南部の街ダウレーで生まれ、12歳から故郷の炭坑で事務員として働き始めました。その間、セーラムバプテスト礼拝堂で会衆の歌の執事とリーダーを務めるなど、幅広く活躍されました。ヒューズさんの作曲は趣味の領域でしたが、今日ではヒューズさんのお名前は、「讃美歌の作曲者」として残っています。

 本日の曲、「荒れ野をさすらうか弱き我を(Guide Me O Thou Great Redeemer)」は、ヒューズさんが書いた讃美歌の中で一番有名なものです。この賛美歌は、ダイアナ妃、ウェールズ公妃、エリザベス女王の葬儀、ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトン、ハリー王子とメーガン・マークルの結婚式、2022年にウェールズで行われたエリザベス女王の追悼式など、さまざまな英国の公式行事で歌われてきています。耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヒューズ、ジョン:荒れ野をさすらうか弱き我を

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