一日一曲(939)グリュンフェルト、アルフレート:ハンガリー幻想曲

 本日は、没後100年(1923年1月4日没)を迎えらえたオーストリアの作曲家兼ピアニスト、アルフレート・グリュンフェルトさんの曲をご紹介します。

 グリュンフェルトさんは12歳でデビューしたそうです。プラハ音楽院で音楽を学び、その後ベルリンのクラック・アカデミーに進みました。1873年にウィーンに定住し、そこで非常に人気を得て、貴族の夜会やパーティーで即興演奏などをしていたとのことです。お兄様のハインリヒさんはチェロ奏者ということで、音楽一家だったようです。皇帝の宮廷ピアニストに任命され、1876年からは演奏旅行でヨーロッパ各地を巡り、各地で好評を博しました。

 本日の曲は「ハンガリー幻想曲」。なんと、自作自演です。今からさかのぼロること100年以上前の1905年、作曲者53歳の時の録音です。年代を感じさせる録音ですが、グリュンフェルトさんのヴィルトゥオーゾぶりが遺憾なく発揮されています。貴重な資料ですね。グリュンフェルトさんは録音を遺したピアニストのはしりだったようです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
グリュンフェルト、アルフレート:ハンガリー幻想曲

グリュンフェルト、アルフレート:ハンガリー幻想曲

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です