一日一曲(941)リード、ハーバート・オーウェン:ミズーリ・シンディング
本日は、没後10年(2014年1月6日没)を迎えらえたアメリカの作曲家、ハーバート・オーウェン・リードさんの曲をご紹介します。
リードさんは1910年にミズーリ州オデッサにて生まれ、1929年からミズーリ大学にて音楽を学びました。このときビッグバンドにも興味を持ち、大学のビッグバンドのための編曲も手がけていらっしゃいます。1933年からルイジアナ州立大学にて学び、1934年には音楽学士号、1936年には音楽修士号、1937年には芸術学士号を取得しています。その後、イーストマン音楽学校で作曲の博士号を取得しました。1939年からミシガン州立大学の音楽科で教鞭を執り、1976年に名誉教授として退任するまで音楽理論と作曲の指導にあたられたとのことです。
吹奏楽の曲を多く書かれていらっしゃいますが、この分野では、同姓の「アルフレッド・リード」さんがいらっしゃいますす。
本日の曲は吹奏楽曲「ミズーリ・シンディング」。1953年6月20日にマーク・ヒンズリー指揮イリノイ大学楽団によって初演された曲です。作曲者自身により、『古いスクエア・ダンス曲「ヴァイオリン弾きにドラムを」を基にしており、ミズーリ州の田舎のくわのような作曲家の印象を表現しています。』と解説されています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます
リード、ハーバート・オーウェン:ミズーリ・シンディング