一日一曲(957)サン=フィリベール、クリストフェ・ル・ムニュ・ド:火花

 本日は、没後250年(1774年9月16日没)を迎えらえたフランスの作曲家、クリストフェ・ル・ムニュ・ド・サン=フィリベールさんの曲をご紹介します。

 サン=フィリベールさんは1740年代頃から作曲されていらっしゃったそうです。音楽出版社も経営し、自作を含めて多くの作品を世に出しました。カンタティーユと呼ばれるロココ様式のカンタータ(器楽の伴奏付きの声楽曲)をいくつか残していらっしゃいます。出版社はサン=フィリベールさんの死後も未亡人によって引き継がれたとのことです。

 本日の曲は声楽曲「火花」です。お得意の「カンタティーユ」で書かれています。器楽伴奏として、フルート、ヴァイオリン、チェロ、チェンバロ、リュートが使われています。リュートが使われているというところに時代を感じます。3つの部分から構成されています。2番目が激しい表現で、題名の火花にぴったりではないかな、と感じました。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
サン=フィリベール、クリストフェ・ル・ムニュ・ド:火花

サン=フィリベール、クリストフェ・ル・ムニュ・ド:火花

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