一日一曲(958)アイスナー、カール:ドレスデンの思い出
本日は、没後150年(1874年1月23日没)を迎えらえたドイツの作曲家兼ホルン奏者、カール・アイスナーさんの曲をご紹介します。
アイスナーさんは1802年に生まれ、お兄様と共に音楽の教育を受けました。1821年にサンクトペテルブルクの帝国劇場の音楽家に任命され、1836年までそこで働きました。そこでは必要に応じてテナートロンボーン、トランペット、フレンチホルン、ヴァイオリンなどをを演奏したとのことです。仕事の合間にフレンチホルンやバルブホルンを習得、ソロのコンサートも開くようになります。1836年からはドレスデンのザクセン宮廷管弦楽団の首席ホルン奏者に就任し、1844年までその職で活躍しました。1854年にはドレスデン王立管弦楽団の第1ホルン奏者に任命され、1871年に引退するまでこの地位を保持しました。演奏活動と並行して作曲活動も旺盛に行いました。ホルンの曲を多数遺されています。
本日はお得意のホルン曲「ドレスデンの思い出」です。作曲者が長年暮らした地でのさまざまな思い出が込めラテいらっしゃるのでしょう。曲を聴くと、幸福な人生だったとご自身が認識されていらっしゃるのではないかと感じました。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アイスナー、カール:ドレスデンの思い出