一日一曲(1029)シーザー、アンソニー:God is love: let heav’n adore him
本日は、生誕100年(1924年4月3日生)を迎えらえたイギリスの作曲家兼オルガニスト兼司祭、アンソニー・シーザーさんの曲をご紹介します。
シーザーさんはイギリス南部の都市サウサンプトンで生まれました。両親は牧師さんだった関係で幼い頃から音楽、特に宗教音楽には親しんでこられました。ウィンチェスター大聖堂聖歌隊の少年聖歌隊員として活躍した後、マグダレン・カレッジ、ケンブリッジで音楽を学び、まず音楽学者として活躍されました。また、オックスフォードのセント・スティーブンス・ハウスで英国国教会の司祭職の訓練を受け、司祭としても活躍されました。1979年8月から1991年8月までチャペル・ロイヤルの副学部長を務めたれています。1987年の新年叙勲で中尉に任命され、1991年の女王誕生日叙勲では、ロイヤル・ヴィクトリア勲章(CVO)の司令官に昇進しています。その後、王室への追加の牧師に任命されています。2018年7月に94歳で逝去されました。
本日の曲は、讃美歌「God is love: let heav’n adore him(神は愛です:彼を崇めましょう)」です。シーザーさんの敬虔な信仰の中から生まれた曲なのでしょう。穏やかな中にも揺るがぬ信念が感じられます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
シーザー、アンソニー:God is love: let heav’n adore him