一日一曲(1073)クィリチ、ジョヴァンニ:前奏後のためのフィナーレ
本日は、生誕200年(1824年1月21日生)を迎えらえたイタリアの作曲家、ジョヴァンニ・クィリチさんの曲をご紹介します。
クィリチさんはイタリアのパヴィアとピアチェンツァの間にある小さな町、アレーナ・ポーで生まれました。ご両親は彼に公証人になることを望んでいらしたそうですが、クィリチさんは14歳で音楽を学ぶことを選びました。非常な多作家だったとのことで、ピアノのための軽い作品、ロマンス、ダンスだけでなく、大量の声楽とオルガンの宗教音楽が遺されていらっしゃいます。1896年にトリノで亡くなられたとのことです。
本日はオルガン曲「前奏後のためのフィナーレ」です。教会の礼拝の中で使われていた曲ではないかと思います。教会音楽としては、少々軽い感じの曲に聴こえます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
クィリチ、ジョヴァンニ:前奏後のためのフィナーレ