一日一曲(1113)ミヨー、ダリウス:弦楽八重奏曲
本日は、没後50年(1974年6月22日没)を迎えらえたフランスの作曲家、ダリウス・ミヨーさん特集の5回目、最終回です
1956年、「フランス6人組」の一人であり、長年の友人であったオネゲルが亡くなられました。ミヨーさんは彼の死にショックを受け、追悼のために「弦楽五重奏曲第4番」(1.「死を悼む」2.「若き日の思い出」3.「長い友情の甘さ」4.「称賛の歌」)を作曲しています。また、オネゲルが務めていたフランス・ディスク・アカデミーの会長の後任となりました。1971年にミルス・カレッジを辞し(後任はルチアーノ・ベリオ)、あらたな創作の場としてジュネーブに暮らす。80歳を超えても創作意欲は衰えなかったが、1974年6月22日、ジュネーヴで亡くなられました。享年81歳。前年に作曲された木管五重奏曲が最後の作品となり、その作品番号は443、かなり多作な作曲家でありました。
本日の今日は弦楽八重奏曲です。本曲は、「弦楽四重奏曲第14番」と「第15番」とを同時演奏すると本曲になる、という、かなり斬新な試みが行われています。
弦楽四重奏協として聴いても何の違和感もなく、八重奏曲としても、そんな仕掛けを知らなければ普通に聴けてしまいます。参考まで、弦楽四重奏の演奏もUPしておきます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ミヨー、ダリウス:弦楽八重奏曲
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