一日一曲(1130)アラン、アルベール:パストラーレ

 本日は、昨日ご紹介した作曲家の父親であるフランスのオルガニスト兼作曲家、アルベール・アランさんの曲をご紹介します。

 アルベール・アランさんは1880年にパリ郊外のサン=ジェルマン=アン=レーで生まれました。成人してからパリ音楽院に入学し、オルガンや作曲などを学びました。1904年には和声で一等賞を獲得しています。1924年にサン=ジェルマン=アン=レー教会のオルガニストとなり、1971年に亡くなられるまでその職にありました。オルガン製作にも情熱を注ぎ、1911年から1970年にかけて、4つの鍵盤と43のストップを備えた楽器を自宅で作り上げています。1910年にマグドレーヌ・アルベルティと結婚し、ジャン(作曲家兼オルガニスト、1911-1940)、マリー・オディール(1914-1937)、オリヴィエ(作曲家兼オルガニスト、1918-1994)、マリー=クレール(オルガニスト、1926-2013)の4人の子供をもうけました。

 本日の曲はオルガンの小曲「パストラーレ」です。のどかな田園風景が浮かんでくるような、優しい曲です。演奏は娘さんのマリー=クレール・アランです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
アラン、アルベール:パストラーレ

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