一日一曲(1142)エスコリウエラ、ジュゼップ:Los celestes cortesanos
本日は、生誕350年(1674年6月6日生)を迎えらえたバレンシア(スペイン)の作曲家、ジュゼップ・エスコリウエラさんの曲をご紹介します。
エスコリウエラさんはタラゴナ大聖堂の礼拝堂長として長い間活躍されました。『作曲、教育、指揮の他に、オルガン、スピネット、その他の鍵盤楽器を演奏しました。』と書かれていましたが、あまり詳しいことは調べがつきませんでした。叔父がイシドレ・エスコリウエラという音楽家であったとのことです。また一族にはテノール歌手もいらしたそうです。音楽一族出身ということですね。
本日の曲は声楽曲「Los celestes cortesanos」です。室内楽の伴奏付きの少し大きい編成の曲です。題名を訳すると「天上の廷臣たち」となりました。5つの曲から構成されていますが、それぞれは1分前後、一番長い最終曲でも3分程度と、かなり小規模な曲です。勤務先のタラゴナ大聖堂の礼拝堂でも演奏されていたのでしょうか、情景が目に浮かぶようです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
エスコリウエラ、ジュゼップ:Los celestes cortesanos