一日一曲(1180)モシュマンスカ=ナザル、クリシュティナ:弦楽四重奏曲第3番
本日は、生誕100年(1924年9月5日生)を迎えらえたポーランドの作曲家、クリシュティナ・モシュマンスカ=ナザルさんの曲をご紹介します。
モシュマンスカ=ナザルさんはポーランドのルヴフ(現在のウクライナのリヴィウ)で生まれました。第二次世界大戦後にクラクフの国立高等音楽学校で音楽を学びました。卒業後はクラクフ音楽アカデミーの教授に就任し、作曲家としての活動と共に後進の指導にあたられました。1954年にはポーランド作曲家連合の若手作曲家コンクールで優勝されています。また、1962年にはブエノスアイレス国際女性作曲家コンクールで第1位/金賞を受賞しています。1987年から1993年までし同音楽アカデミーの学長を務められました。文化芸術大臣賞(5回)、国民文化功労賞、内閣総理大臣賞など、ポーランドの国家より数々の賞を受賞されています。
本日の曲は弦楽四重奏曲第3番です。終始暗めの音楽が続きます。細やかな動きが多く、そういう細部の微妙な部分の組み合わせや対比が本曲の面白さなのかもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
モシュマンスカ=ナザル、クリシュティナ:弦楽四重奏曲第3番