一日一曲(1197)ハンニカイネン、ペッカ・ユハニ:クリスマスの鐘

 本日は、没後100年(1924年9月13日没)を迎えらえたフィンランドの作曲家兼合唱指揮者、ペッカ・ユハニ・ハンニカイネンさんの曲をご紹介します。

ハンニカイネンさんは 1854年にフィンランド中部の街ヌルメスで生まれました。ヘルシンキで音楽を学び、1882年から1885年までヘルシンキ大学男声合唱団の指揮者を務められました。1887年から1917年までユヴァスキュラで音楽教師を務める傍ら、1887年から1891年までフィンランド初の音楽雑誌の編集者として活躍されました。地元ヘルシンキで合唱曲や歌曲を作曲するかたわら、フィンランド民謡や民族舞曲の編曲を手懸けられました。長男のイルマリさんはピアニスト兼作曲家、次男のヴァイノさんは作曲家、三男のタウノさんはチェリストと、皆音楽家としての道を歩まれました。

 本日の曲は、合唱曲「クリスマスの鐘」です。ちょっと季節外れですが、ご紹介します。清らかな響きですね。歌詞の訳を記しておきます。

「クリスマスの鐘」
 静かに静かにきらめく
 クリスマスの鐘が鳴り響いています。
 遠く、宇宙を越えて
 彼らは喜びのメッセージをもたらしました。
 至福が世界に到来し、
 イエス様がお生まれになりました!
 歌が楽しそうに響き渡ります。
 至福が世界にやって来ました!

 静かに静かにきらめく
 クリスマスの鐘が鳴り響き、
 世界の闇の中へ
 彼らは光の言葉をもたらしました。
 至福が世界に到来し、
 イエス様がお生まれになりました!
 歌が楽しそうに響き渡ります。
 至福が世界にやって来ました!

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ハンニカイネン、ペッカ・ユハニ:クリスマスの鐘

ハンニカイネン、ペッカ・ユハニ:クリスマスの鐘(MP3ダウンロード)

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