一日一曲(1206)プリンツ、アルフレッド:ブルーミントン四重奏曲

 本日は、没後10年(2014年9月20日没)を迎えらえたオーストリアのクラリネット奏者兼作曲家、アルフレッド・プリンツさんの曲をご紹介します。

 プリンツさんは1930年にウィーンで生まれました。ウィーン国立音楽アカデミー(現ウィーン国立音楽大学)にて、ピアノ、指揮、作曲、クラリネットを学びました。クラリネット科・作曲科・ピアノ科の全ての科で同時首席卒業という快挙を成し遂げられました。1945年、15歳の若さでウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団し、最年少団員として活躍しました。1955年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者となっています。1973年からはウィーン国立音楽大学の教授として後進の指導にあたり、ウィーン・フィルをはじめ、各国のメジャーオーケストラに多くの逸材を輩出してきました。1995年、ウィーン・フィルを定年で退団するまで、ウィーンを代表する名匠として活躍。更に、アメリカに渡りインディアナポリス音楽大学でも教授として活躍されました。室内楽のピアニストとして名声を博し、また自身の作曲した2曲のクラリネット協奏曲、2曲の交響曲をウィーン・フィルで初演されています。

 本日は「ブルーミントン四重奏曲」をご紹介します。本日の演奏では作曲者プリンツさんも第4クラリネットのパートを演奏されていらっしゃいます。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
プリンツ、アルフレッド:ブルーミントン四重奏曲

プリンツ、アルフレッド:ブルーミントン四重奏曲(CD)

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