一日一曲(1226)ライザー、トービ：Maxglaner Zigeuner-Faschingsmarsch

　本日は、没後50年（1974年10月31日没）を迎えらえたオーストリアの作曲家、トービ・ライザーさんの曲をご紹介します。

　ライザーさんは1907年にオーストリアの街である聖ヨハン・イム・ポンガウでトビアス・フランツ・ライザーという名前で生まれました。家業の傍らフォークミュージシャン、歌唱グループや音楽グループの創設者、パーラーミュージックの発明者として次第に知られるようになり、1932年には、聖ヨハン・イム・ポンガウで歌う最初の公の民謡を設立し、その後の数年間で他の多くのコンクールを開催しました。1934年にフラッハガウ・ミュージシャンズと共に音楽グループを結成ています。同年、ザルツブルクの楽器製作者ハインリッヒ・バンツァウナーは、ライザーのアイデアに従ってクロマチックダルシマーを開発しました。これは、それまでほぼ伴奏楽器としてのみ使用されていたダイアトニックダルシマーに代わる新しいものでした。1938年以前から、ライザーは反ユダヤ主義的な思想を露わにして行動するようになり、その後ナチスに協力しました。そのため、第2次世界大戦後はすべての役職を解任されました。その後1946年あたりからは少しずついろいろと活動を再開されたようです。1974年10月31日、ツェル・アム・ゼーで67歳で亡くなりました。

　本日の曲は「Maxglaner Zigeuner-Faschingsmarsch」です。当時は人気のあった曲とのことです。どこかで聴いたことがあるようなメロディです。

NML（ナクソス・ミュージック・ライブラリ）より（NML会員以外の方でも無料で試聴できます）
ライザー、トービ：Maxglaner Zigeuner-Faschingsmarsch

ライザー、トービ：Maxglaner Zigeuner-Faschingsmarsch（CD）

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