一日一曲(1251)レング、アルフォンソ:ドロレス第1番
本日は、没後50年(1974年11月11日没)を迎えらえたチリの作曲家、アルフォンソ・レングさんの曲をご紹介します。
レングさんは1884年にチリのサンティアゴで生まれました。1905年の短期間を除いてほとんど独学で音楽を学ばれたそうです。ただ、叔父に作曲家がいらした(カルメラ・マッケンナ)ようで、その影響があったのかもしれません。チリでは重要な位置を占める作曲家として活躍され、1957年には国立芸術賞を受賞しています。音楽のほかに歯学も専門的に学んだようで、1910年には歯学の学位を取得、歯科医としてチリ大学の歯学部の主要な創設者として関わり、1945年にはチリ大学歯学部の初代学部長に就任していらっしゃいます。本職はどちらだったのでしょうかね?
本日の曲はピアノ曲「ドロレス」から第1番です。本曲は5曲の組曲のようです。NMLには全曲の演奏は残念ながらありませんでした。本曲は良く演奏される曲とのことです。短い終わ曲ですが、途中盛り上がり、宗教終止で穏やかに終わるドラマティックな曲です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
レング、アルフォンソ:ドロレス第1番