一日一曲(1306)シェーロコフ、ビヤチェスラ:エチュード第1番

 本日は、没後50年(1975年1月4日没)を迎えらえたロシアの作曲家兼トランペット奏者、ビヤチェスラ・シェーロコフさんの曲をご紹介します。

 シェーロコフさんは1904年にロシア西部の街ツァリッツィン(スターリングラード、ヴォルゴグラード)近郊で生まれました。モスクワ音楽院でトランペットと作曲の研鑽を積み、卒業後はスヴェルドロフスク(現エカテリンブルク)のウラル音楽院の管楽器科の学科長に就任し、トランペットの教育に関する作曲などで活躍されました。研究のセットを作曲しました。その後、管弦楽部門の部門長にも昇任して活躍されています。1975年に70歳で亡くなられました。

 本日の曲はトランペットとピアノの曲「エチュード第1番」です。『練習曲』というタイトルですが、伸びやかで雄大なメロディは、単なる練習曲を超えて、演奏会でも十分聴衆を満足させられる曲に仕上がっています。この辺りは数多の作曲家が遺した『練習曲』と同じですね。エチュードは少なくとも第2番まではあるようです。そのあとも続きがあるのかどうか、それよりもまず、第2番はどんな曲なのか、本曲を聴いていると否が応でも興味が湧き上がります。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
シェーロコフ、ビヤチェスラ:エチュード第1番

シェーロコフ、ビヤチェスラ:エチュード第1番(MP3ダウンロード)

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