一日一曲(1310)ジョヴァンネッリ、ルッジェーロ:祝福あれ、処女マリアよ
本日は、没後400年(1625年1月7日没)を迎えらえたイタリアの作曲家、ルッジェーロ・ジョヴァンネッリさんの曲をご紹介します。
ジョヴァンネッリさんは1560年頃にローマ近郊のヴェッレトリで生まれました。1583年にス・ルイジ・デイ・フランチェージのアカペラのマエストロとなり、1591年までその職に就いていたそうです。また、アルテンプスのジョヴァンニ・アンジェロ公爵のアカペラのマエストロとして、公爵の私的な礼拝堂で働かれました。1594年3月12日にサンピエトロ大聖堂のジュリアン礼拝堂で当時の大作曲家パレストリーナの後任としてアカペラのマエストロを務めることとなり、1599年にシスティーナ礼拝堂で歌手となるまでその地位で活躍されました。1614年に彼はシスティーナ礼拝堂のアカペラのマエストロになり、1624年に引退しています。教会音楽を数多く遺されましたが、世俗的な作品もまた多く作られています。
本日の曲は宗教的な合唱曲「祝福あれ、処女マリアよ」をどうぞ。聖母マリア様を讃えた音楽です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ジョヴァンネッリ、ルッジェーロ:祝福あれ、処女マリアよ