一日一曲(1320)スウィングル、ウォード:サンタクロースがきた

 本日は、没後10年(2015年1月19日没)を迎えらえたアメリカの作曲家兼歌手兼ジャズミュージシャン、ウォード・スウィングルさんの曲をご紹介します。

 スウィングルさんは1927年にアラバマ州モービルで生まれました。幼い頃から音楽、特にジャズを学びました。高校を卒業する前に、モービル地域のビッグバンドで演奏しています。その後、シンシナティ音楽院で音楽の勉強を続け、1950年に首席で卒業しました。1951年にフルブライト奨学金でフランスに移住し、著名なピアニストであるウォルター・ギーゼキングにピアノを学び、パリ・バレエ団のリハーサルピアニストとしても働きました。1959年、ジャズスタンダードのスキャット歌唱を専門とするパリのレ・ダブル・シックスの創設に関わっています。その後、スキャットの歌唱のアイデアをヨハン・ゼバスティアン・バッハの作品に適用、アルバム『ジャズ・セバスチャン・バッハ』、『バッハのグレイテスト・ヒッツ』をリリースしました。これらのレコーディングはグラミー賞を5回受賞しています。1984年にアメリカに戻りましたが、1994年にふたたびフランスに戻り、編曲、作曲、客演指揮の仕事を続けられています。2004年にはフランス文化情報大臣から「Officier de l’Ordre des Arts et des Lettres」(芸術文学勲章担当官)に任命されています。

 本日の曲は合唱曲「サンタクロースが来た」です。ちょっと季節外れになっていますが…。クリスマスにちなんだいろいろなメロディが引用されていて、楽しく聴ける曲となっています。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
スウィングル、ウォード:サンタクロースがきた

スウィングル、ウォード:サンタクロースがきた(MP3ダウンロード)

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