一日一曲(1378)ラウプ、フェルディナンド:ポロネーズ ト長調

 本日は、没後150年(1875年3月17日没)を迎えらえたチェコのヴァイオリニスト兼作曲家、フェルディナンド・ラウプさんの曲をご紹介します。

 ラウプさんは1832にチェコの首都プラハで生まれました。お父様も高名なヴァイオリニストでした。6歳で公開の場に出演し、1847年には10歳で最初の独奏会を開いたそうです。1843年から1846年までプラハ音楽院で学びました。その間、1846年3月29日には、エクトル・ベルリオーズとフランツ・リストの前で演奏を行なっていらっしゃるそうです。卒業後はウィーンに落ち着き、ヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとしての活動を開始しました。オーストリア皇帝フェルディナント1世の宮廷楽団員も2年間務められています。

ヨーロッパ中を巡演し、批評家からは世界的な巨匠として称賛されました。1853年から1855年まで楽長リストの下でヴァイマル宮廷楽団のコンサートマスターに就任し、活動されました。1855年から1862年までベルリンのシュテルン音楽院の教授として後進の指導にもあたられました。1863年にはオーストリア宮廷演奏家に就任されました。1866年にはモスクワ音楽院教授に任命されたほか、ロシア音楽協会のコンサートマスターや弦楽五重奏団の第1ヴァイオリン奏者としても活躍されました。大作曲家ピョートル・チャイコフスキーはラウプさんのことを「現代の最も偉大なヴァイオリニスト」と呼び、ラウプさんの死後になりましたが1876年の《弦楽四重奏曲 第3番 変ホ短調》をラウプさんの霊前に捧げられています。

 本日の曲はヴァイオリンとピアノのための小品「ポロネーズ ト長調」です。伸びやかなメロディと技巧的な部分とが絶妙にブレンドされています。
コンサートでは自作もたくさん披露していたのでしょうね。ご本人の演奏が遺されていないのが残念です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ラウプ、フェルディナンド:ポロネーズ ト長調

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