一日一曲(1390)マレク、イーヴォ:ダイアローグ
本日は、生誕100年(1925年3月30日生)を迎えらえたクロアチア生まれのフランス人の作曲家、イーヴォ・マレクさんの曲をご紹介します。
マレクさんはザグレブ(クロアチア)で生まれ、高校卒業後、大学(美術史)と音楽(作曲と指揮)を学びました。1949年に作曲家としてデビュー、また、短期間音楽評論家として、リエカ歌劇場のディレクターとして活躍しました(1952-1953)。パリに数回散発的に滞在した後(1955-1959)、1959年にパリに永住、フランス国籍も取得することとなりました。1960年の創設から1990年までGRM(Groupe de Recherches Musicales)のメンバーとして活躍されました。1972年から1990年までパリ国立高等音楽院で作曲学の教授として後進の指導にもあたられました。1992年国立グランプリなど数々の賞を受賞されています。2006年にはレジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを授与されました。
本日の曲は「ダイアローグ」です。NMLには”チェンバロ版”となっていましたので、原曲はピアノか何か違う楽器なのかもしれません。曲は不協和音の塊がガンガン打ち鳴らされる形で開始します。途中、トレモロが主軸となったりアルペジオが主役になったりする部分が出てきます。それらの流れを断ち切るかのように不協和音の塊が打ち鳴らさせます。最後のほう、5音で構成された下降音型が印象的に繰り返させ、曲は静かに終わりへと向かいます。いろいろと意図があって本曲になっているのでしょうが、本曲も解説や楽譜が手元にほしいところです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
マレク、イーヴォ:ダイアローグ