一日一曲(1406)キアブラーノ、ガエターノ:チェロソナタ第3番ヘ長調
本日は、生誕300年(1725年2月9日生)を迎えらえたイタリアのチェリスト兼作曲家、ガエターノ・キアブラーノさんの曲をご紹介します。
キアブラーノさんはイタリア北部の街トリノで生まれました。父親やヴァイオリニスト、兄弟はギタリストという音楽一家だったそうです。幼い頃からヴァイオリン、チェロなどを学び、1735年の初めにはまだ10歳の子供でしたが、トリノオペラのオーケストラのメンバーに加わったそうです。1752年の年末に王立礼拝堂のチェロ奏者およびコントラバス奏者として雇われ、サルデーニャ王の室内楽のメンバーとなりました。パリなどにもツアーに出かけられたこともあったそうです。作曲の方でも、チェロソナタ集が出版されたそうです。
本日の曲はチェロソナタ第3番ヘ長調です。ガエターノさんは、少なくともチェロソナタを15曲作曲されたようです。古典的な器楽曲の典型的な曲と言えます。NMLにはこの第3番の演奏しかありませんでした。他の曲も興味深いところです。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
キアブラーノ、ガエターノ:チェロソナタ第3番ヘ長調