一日一曲(1451)ドナウディ、ステファノ：限りなく優雅な絵姿

　本日は、没後100年（1925年5月30日没）を迎えらえたイタリアの作曲家、ステファノ・ドナウディさんの曲をご紹介します。

　ドナウディさんは1879年2月にフランス人の父とイタリア人の母の間にシチリア島西部の街パレルモで生まれました。パレルモ音楽院で学んだ後、シチリアの最も裕福な家庭で歌の教師、コーチ、伴奏者として生計を立てながら、作曲家としてのキャリアを積極的に追求しました。主にオペラの分野で活躍されました。ドナウディさんが書いた最後のオペラは、1922年4月25日にナポリのサン・カルロ劇場で初演されましたが、大失敗に終わってしまいました。傷ついたドナウディさんは作曲の筆を折り、以降曲を創ることはありませんでした。3年後、46歳の若さで亡くなられました。

　本日の曲は歌曲「限りなく優雅な絵姿」です。本曲はドナウディさんの作品の中でもひときわ人気の高い曲です。本曲はなんと、1892年、13歳の時に創られた作品です。早熟の天才ぶりがうかがえます。人気曲と言うのもうなずけますね。

NML（ナクソス・ミュージック・ライブラリ）より（NML会員以外の方でも無料で試聴できます）
ドナウディ、ステファノ：限りなく優雅な絵姿

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