一日一曲(1452)マッテイ、スタニスラオ:ラルゴ
本日は、没後200年(1825年5月17日没)を迎えらえたイタリアの作曲家、スタニスラオ・マッテイさんの曲をご紹介します。
マッテイさんは1750年2月に当時教皇領の一部であったイタリア北部の街ボローニャで、職人の家族に生まれました。地元の聖フランシスコ教会で就業し、修練期間の終了後は教会の少女合唱団の助手および代理指揮者に任命され、1784年に師の後を継いで指揮者として活躍されました。1809年まで聖フランシスコ教会の聖歌隊指揮者を続け、その後聖ペトロニウス教会の音楽監督として活躍されました。1825年5月17日、生まれ故郷のボローニャで67歳で亡くなられました。生涯で300以上の宗教音楽の作品を作曲し、そのほか世俗的な声楽曲や交響曲なども作曲しましたが、その作品群はほとんど未発表のままとなっています。
本日の曲はオルガン曲「ラルゴ」です。教会の礼拝などの中でも演奏された曲なのでしょうか、敬虔かつ真摯な祈りが聴かれます。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
マッテイ、スタニスラオ:ラルゴ