一日一曲(1469)ヒルデマン、ウォルフガング:スオニ・セラーレXI/XII
本日は、生誕100年(1925年6月17日生)を迎えらえたドイツの作曲家、ウォルフガング・ヒルデマンさんの曲をご紹介します。
ヒルデマンさんは現在はチェコ領である、ドイツとの国境にあるチェプ市(旧称エガーまたはエガーラント)で生まれました。第二次世界大戦後にプラハとニュルンベルクの音楽院で学び、1952年にチャペルマスターになるための試験に合格しました。1949年から1967年にかけて、ヴィンツバッハ少年合唱団の音楽指導者として働きました。途中、1962年からは、オーバーハンバッハの私立寄宿学校であるオーバーハンバッハのオーデンヴァルトシューレで教鞭を執られています。その後、メンヒェングラートバッハに移られましたが、フーゴ・ユンカース・ギムナジウムなどの学校で音楽を教え続けられました。その後、ニーダーライン応用科学大学(ラインラント)の教授となり、教会音楽と作曲の講義を中心に後進の指導にあたられました。
本日の曲は、3本のフルートのための作品「スオニ・セラーレXI/XII」です。題名の前半部は、翻訳すると「夕方の音」となりました。後半の「XI/XII」ですが、単純に「11」と「12」と解釈するのか、それとも「12分の11」なのか良く分かりませんでした。少なくとも5曲で構成sされているようですが、これで全部なのかどうかも?です。ま、題名よりも、曲の中味の方が???かもしれません。ヒルデマンさんは12音がお得意だったようで、本曲もそれを基に創られているのではないかと思いますが・・・アルバムの中にある5曲は、どれも3分未満の短い曲となっています。
ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヒルデマン、ウォルフガング:スオニ・セラーレXI/XII