一日一曲(1472)ポッセ、ヴィルヘルム:ワルツ第1番変イ短調

 本日は、没後100年(1925年6月20日没)を迎えらえたドイツの作曲家兼ハープ奏者、ヴィルヘルム・ポッセさんの曲をご紹介します。

 ポッセさんはプロイセン時代の領土であったドゴシュチュ(現在はポーランド)で1852年10月に軍楽隊長の息子として生まれました。幼少期の音楽教育を父親から受けた後、独学でハープを学び、8歳でベルリンでコンサートデビューを果たしました。ロシア全土での大規模なコンサートツアーの後、彼は1864年から1872年まで新音楽アカデミーで学びました。20歳の時、ベルリン王立管弦楽団の首席ハープ奏者に就任し、活躍されました。後進の指導にも熱心で、ベルリン音楽大学で教鞭を執られています。

 本日の曲はハープ独奏曲「ワルツ第1番変イ短調」です。「ワルツのお手本」と言ってもよい曲です。ポッセさんの作品は埋もれてしまっていて演奏される機会が少ないのが残念です。NMLにもポッセさんの作品は少ないので、今後増えていってもらいたいところです。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ポッセ、ヴィルヘルム:ワルツ第1番変イ短調

ポッセ、ヴィルヘルム:ワルツ第1番変イ短調(MP3ダウンロード)

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