一日一曲(1477)ジェルヴァシオ、バッティスタ:マンドリンソナタ第1番ハ長調
本日は、生誕300年(1725年)を迎えらえたイタリアの作曲家、バッティスタ・ジェルヴァシオさんの曲をご紹介します。
ジェルヴァシオさんはナポリで生まれました。イタリアを離れ、広くヨーロッパ全土でマンドリンを演奏し、活躍されました。ただし、情報がかなり限られていまして、他はめぼしいものがあまり見当たりませんでした。1785年頃に亡くなられているようです。
本日の曲は「マンドリンソナタ第1番ハ長調」です。「ソナタ」というと、独奏楽器と伴奏楽器で演奏されることが多いですが、本曲は伴奏楽器にあたる部分がヴィオラ・ダ・ガンバ、ギター、チェンバロ、ハープとなっていて、室内合奏曲のような楽器編成となっています。当時としては、こういった形の方が一般的であったのかもしれません。マンドリンが独奏楽器として活躍する曲はそう多くありませんので、本曲は貴重なレパートリーと言えるでしょう。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ジェルヴァシオ・バッティスタ:マンドリンソナタ第1番ハ長調