一日一曲(1514)ウィリアムズ、ウィリアム:鳥を模倣したソナタ
本日は、生誕350年(1675年8月1日生)を迎えらえたイギリスの作曲家兼ヴァイオリニスト、ウィリアム・ウィリアムズさんの曲をご紹介します。
ウィリアムズさんの生涯については、あまり知られていないそうです。1695年から王室の礼拝堂で音楽家として、また国王の24人のヴァイオリニストの一員として活躍されました。ところが、1701年2月に26歳の若さで亡くなられています。その後、ウィリアムズさんの未亡人のための慈善コンサートが1701年4月と1706年12月に行われた、とのことです。
本日の曲は「鳥を模倣したソナタ」です。本曲が、ウィリアムズさんの作品の中でもっとも有名な曲です。ヴァイオリニストとして活躍されていらっしゃったのに、遺された作品の中で一番有名な曲がリコーダーのための作品、というのは、ちょっと珍しいのではないでしょうか。ご本人はこれに関してはどのように天上で思われていらっしゃるのでしょうね?
曲は、タイトル通り、鳥の鳴き声を模倣して、それを調和の取れた音楽にしています。鳥たちがきちんと歌っているような音楽ですね。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ウィリアムズ、ウィリアム:鳥を模倣したソナタ