一日一曲(1516)ヴァラツィンスキ、アダム:バラーダ
本日は、没後10年(2015年8月3日没)を迎えらえたポーランドの作曲家、アダム・ヴァラツィンスキさんの曲をご紹介します。
ヴァラツィンスキさんは1928年9月にポーランド南部の街クラクフで生まれました。クラクフの国立高等音楽学校でヴァイオリンと作曲を学び、その後作曲家のステファン・キシレフスキのもとで作曲の研鑽を重ねました。1948年から1956年にかけて、クラクフ・ポーランド放送オーケストラのヴァイオリニストとして活躍する傍ら、ポーランド作曲家連盟のメンバーにも加わり、作曲活動も並行して行いました。1960年代には、クラクフの「Dziennik Polski」で働き、亡くなるまでクラクフで開催されたコンサートをレビューし、「Smyczkiem i pałką」と題した定期的なコラムを執筆しました。1972年からはクラクフの音楽アカデミーで講義を担当、1992年には教授に昇進されました。1973年から1981年にかけて、クラクフの国立演劇学校の演出部門でセミナー「劇場の音楽」を開催しました。作曲活動は、当初は映画や演劇に関する部門が多かったのですが、晩年にはクラシックに絞って作曲されました。2015年8月にワルシャワで87歳で亡くなられました。
本日の曲は、フルートとピアノのための「バラーダ」です。緊張感あふれる厳しめの印象の曲です。リラックスしたいときには合わないかもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ヴァラツィンスキ、アダム:バラーダ