一日一曲(1536)コトンスキ、ヴウォヂミェシュ:Antiphonae
本日は、生誕100年(1925年8月23日生)を迎えらえたポーランドの作曲家、ヴウォヂミェシュ・コトンスキさんの曲をご紹介します。
コトンスキさんはポーランドmの首都ワルシャワで生まれました。PWSMで音楽を学び、1951年に卒業しました。ポーランド南部のポドハレ地方の民族音楽に興味を持ち、研究などを行ったほか、1957年から61年にかけてダルムシュテッター・フェリエンクルスでも研鑽を重ねました。その後、ケルン、パリ、フライブルク、ベルリンなど、海外のさまざまなエレクトロニックミュージックスタジオで働き、電子音楽を用いて作曲なども行いました。コトンスキさんは、最初のポーランドの電子音楽作品を作曲し、電子/電子音響音楽の分野に関するポーランド語で書かれた最初の本を著したことでも知られています。1967年、ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミーで作曲の講師に任命され、電子音楽スタジオの監督も務められました。1974年から1976年にかけて、ポルスキーラジオのヘッド音楽編集者及びポーランドラジオテレビのヘッド音楽ディレクターを務められました。1983年から1989年にかけては国際現代音楽協会(ISCM)ポーランド支部の会長を務められました。2014年9月にワルシャワで89歳で亡くなられました。
本日の曲は、「Antiphonae」です。電子楽器で演奏されています。「Antiphonae」とは、キリスト教の儀式の中で歌われる歌の一種です。特に終課(Completorium、寝る前の祈り)の終わりに歌われるそうです。1989年、作曲者64歳の時の作品です。使われた電子楽器の演奏は作曲者自身です。響き自体は面白いです。時折、教会で聴かれるような響きが聴こえてくるようで、そんなところが曲の題名と関連しているのかもしれません。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
コトンスキ、ヴウォヂミェシュ:Antiphonae