一日一曲(1549)カッペッティ、グリエルモ:Il Folletto
本日は、生誕150年(1875年生)を迎えらえたイタリアの作曲家兼クラリネット奏者兼オルガニスト兼指揮者、グリエルモ・カッペッティさんの曲をご紹介します。
カッペッティさんはフィレンツェ音楽学校でクラリネット及びオルガンを学びました。1899年から1901年にかけて、パドヴァ音楽学校で教授として滑油悪されました。フィレンツェ・サンタ・トリーニタ大聖堂(Basilica di Santa Trinita )のオルガン奏者、フィレンツェのオーケストラや吹奏楽団の指揮者としても活躍されました。楽器のマウスピースに上歯を当てて演奏する技法を、イタリア人クラリネット奏者として初めて確立した一人として知られています。
本日の曲は、「Il Folletto」です。翻訳では、「小妖精(ようせい)」、「魔物」、「腕白小僧」、「悪童」といった訳語が出てきました。曲想からは「腕白小僧」とか「小妖精(ようせい)」が近いように思います。お得意のクラリネットの小品で、コンサートのアンコールなどで披露されていたのではないでしょうか。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
カッペッティ、グリエルモ:Il Folletto