一日一曲(1562)ツォイチュナー、トビアス:今こそ祝福せよ
本日は、没後350年(1675年9月15日没)を迎えらえたドイツの作曲家、トビアス・ツォイチュナーさんの曲をご紹介します。
ツォイチュナーさんは1621年頃に、現在のポーランド西部に存在したブレスラウ公国の首都ブレスラウで生まれました。1639年にブレスラウの聖マリア・マグダレナのラテン語学校に入学した後、同校のオルガニストから音楽の訓練を受けました。1643年からオエルスで最初のオルガニストとしての地位を築きました。1649年からは、ブレスラウの聖バーナード教会のオルガニストとして働きました。1655年には聖マグダラのマリア教会のオルガニストの地位に昇進しました。1675年、54歳で亡くなられました。多くの神聖な協奏曲や賛美歌を作曲しました。
本日の曲は、声楽曲「今こそ祝福せよ」です。メロディ、響きなど、バロック時代の音楽の典型ともいえる曲です。本日の演奏、澄んだアルトの歌声が柔らかく十分に響き渡っています。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます
ツォイチュナー、トビアス:今こそ祝福せよ