一日一曲(1588)ウィルコックス、ジョナサン:楽園にて
本日は、昨日ご紹介した作曲家の息子さんにあたる作曲家、ジョナサン・ウィルコックスさんの曲をご紹介します。
ジョナサン・ウィルコックスさん1953年1月に指揮者で作曲家のデイヴィッド・ウィルコックス卿の息子としてウスターで生まれました。ケンブリッジのキングスカレッジの合唱団員として活動し、クリフトン大学のオープンミュージック奨学生として研鑽を重ねました。1974年にケンブリッジ大学で音楽の優等学位を取得して卒業し、トリニティカレッジで合唱奨学金を受けました。その後、ポーツマスグラマースクール(1975-78)とピーターズフィールドのベデールズスクール(1978-89)で音楽ディレクターを務められました。また、ギルフォード合唱協会とチチェスターシンガーズ、およびプロの室内オーケストラサザンプロムジカの指揮者兼音楽監督としても活躍されました。1998年から2008年まで、ロンドンの王立音楽アカデミージュニアアカデミーのディレクターを務められています。2016年には、リース・ヒル・ミュージカル・フェスティバルのフェスティバル指揮者に任命されました。長年の音楽への貢献が評価され、2024年の新年の栄誉で大英帝国勲章(BEM)を授与され、現在も活躍されています。
本日の曲は合唱曲「楽園にて」です。オルガンの伴奏に乗って、清らかな合唱が響き渡ります。天上の楽園は、このような雰囲気なのかもしれません。
本日の演奏の指揮は作曲者自身です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ウィルコックス、ジョナサン:楽園にて