一日一曲(1594)エヴェット、ロバート:裁きとは、なんと崇高なものか

 本日は、没後50年(1975年7月20日没)を迎えらえたアメリカの作曲家、ロバート・エヴェットさんの曲をご紹介します。

 エヴェットさんは1922年10月にコロラド州ロングモントに生まれました。ハワード大学やカトリック大学で作曲を学び、アメリカの大作曲家アーロン・コープランドらの影響を受けながら、明快な構成と抒情的な旋律を特徴とする作品を残しました。室内楽、声楽、管弦楽曲など多岐にわたる作曲を行い、特に合唱と管弦楽を融合させた宗教的作品が高く評価されました。また、『ニュー・リパブリック』誌の編集者として批評活動にも携わり、アメリカ現代音楽の発展に寄与しました。1975年7月に、ワシントンD.C.で52歳の若さで亡くなられました。近年ではその誠実な作風が再評価され、アメリカ中世後期の音楽文化の一端を担った人物として注目されています。

 本日は、宗教曲「裁きとは、なんと崇高なものか」です。3曲から構成されていて、第1曲は曲全体のタイトルともなっているようです。第2曲は
「子よ、父の老いを支えよ」、第3曲は「父を敬う者は罪を償う」というタイトルが付けられています。どの曲も1分ちょっと程度のとても短い曲です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
エヴェット、ロバート:裁きとは、なんと崇高なものか

エヴェット、ロバート:裁きとは、なんと崇高なものか(CD)

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です