一日一曲(1596)スカルラッティ、アレッサンドロ:合奏協奏曲第3番ヘ長調

 本日は、没後300年(1725年10月22日没)を迎えらえたイタリアの作曲家、アレッサンドロ・スカルラッティさんの曲をご紹介します。

 スカルラッティさんは、1660年5月に当時シチリア王国の一部であったクレタ島のパレルモで生まれました。家族から最初の音楽教育を受け、音楽として成長しました。弟のフランチェスコも作曲家となりました。1702年にナポリを去り、フィレンツェに移りました。オットーボーニ枢機卿の後援を享受し、フィレンツェ近郊の私設劇場でオペラを作曲するなど、活躍されました。1707年にヴェネツィアとウルビーノを訪れた後、1708年に再びナポリで職務に就き、1717年までそこに留まりました。この頃にはナポリはスカルラッティさんの音楽に飽きていたようなのですが、ローマ人はスカルラッティさんをより高く評価していたようですy。ローマのカプラニカ劇場での上演用にいくつかのオペラが作曲され、それらはスカルラッティさんの代表作と評価されています。1725年にナポリで65歳で亡くなられました。息子のドメニコ及びピエトロ・フィリッポも作曲家となりました。

 本日の曲は「合奏協奏曲第3番ヘ長調」です。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
スカルラッティ、アレッサンドロ:合奏協奏曲第3番ヘ長調

スカルラッティ、アレッサンドロ:合奏協奏曲第3番ヘ長調(CD)

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