一日一曲(1639)セタッチョーリ、ジャコモ:子守歌
本日は、没後100年(1925年12月3日没)を迎えらえたイタリアの作曲家、ジャコモ・セタッチョーリさんの曲をご紹介します。
セタッチョーリさんは1868年12月8日にイタリアで生まれました。ローマのサンタ・セシリア音楽院でフルートを学びましたが、1893年に卒業した後は作曲家としてキャリアをスタートさせました。1898年には、「コンサート序曲」で、サンタ・チェチーリア・アカデミーが主催するコンクールで最優秀賞を受賞しました。サンタ・セチーリア・アカデミアの教授として後進の指導に当たられたほか、音楽評論家としても幅広く活動されました。1925年12月3日に56歳の若さで亡くなられました。残念なことに、交響曲を含むセタッチョーリさんの作品の多くは失われています。
本日の曲はピアノ曲「子守歌」です。子守歌としては、少し派手で劇的な表現が含まれています。幼子を寝かしつけるというよりは、親の心情の方によりそった曲なのかもしれません。素敵な子守歌です。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
セタッチョーリ、ジャコモ:子守歌
