一日一曲(1653)スチュワート、ロバート・プレスコット:もしあなたが私を愛しているなら

 本日は、生誕200年(1825年12月16日生)を迎えらえたアイルランドの作曲家兼オルガニスト、ロバート・プレスコット・スチュワートさんの曲をご紹介します。

 スチュワートさんは1825年12月16日にダブリンで生まれました。幼い頃から音楽の才能を示していたとのことです。1833年にダブリンのクライストチャーチ大聖堂の聖歌隊学校に入学し、教会音楽の基礎を十分に身につけました。1844年には大聖堂のオルガニストに就任し、死去するまでその職を務められました。また、1852年から1861年までセント・パトリック大聖堂のオルガニストも務められました。1846年にはダブリン大学合唱協会の指揮者となり、これも生涯にわたり務められました。1851年4月にトリニティ・カレッジ(ダブリン)で同時に音楽学士(MusB)と音楽博士(MusD)の学位を取得し、1862年には同大学の音楽教授となり。こちらも生涯その職を続けられました。さらに、1869年からロイヤル・アイリッシュ・アカデミー・オブ・ミュージックでピアノ、オルガン、和声、対位法の教授を務め、1880年からは同校で室内楽の授業も担当しました。音楽への貢献により、1872年にダブリン城でナイトの称号を授与されました。1894年3月24日に68歳でダブリンで亡くなりました。

 本日の曲は合唱曲「もしあなたが私を愛しているなら」です。本曲は宗教曲です。「あなた」は神様を指しています(英語では「Ye」となっています)。穏やかな調べに心が落ち着きます。神の愛に満たされているということは、本曲の雰囲気に包まれている心地を感じることに通じているのかもしれません。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
スチュワート、ロバート・プレスコット:もしあなたが私を愛しているなら

スチュワート、ロバート・プレスコット:もしあなたが私を愛しているなら()

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です