一日一曲(1660)サラス・イ・カストロ、エステバン:空と星々

 本日は、生誕300年(1725年12月25日生)を迎えらえたキューバの作曲家、エステバン・サラス・イ・カストロさんの曲をご紹介します。

 サラス・イ・カストロさんは1725年12月25日にキューバの首都ハバナでうまれました。1764年からはサンティアゴ・デ・クーバ大聖堂の音楽礼拝堂で教師および音楽責任者を務めるなど、活躍されました。音楽だけではなく、神学と教会法を学び、1790年にはサンティアゴ・デ・クーバで司祭に叙階されています。長い間忘れ去られた存在でしたが、1940年代にキューバの小説家で音楽学者のアレホ・カルペンティエによって多くの楽譜が再発見されたことで、サラス・イ・カストロさんの作品への関心が高まりました。1803年7月14日にサンティアゴ・デ・クーバで77歳で亡くなられました。

 本日の曲は声楽曲「空と星々」です。本曲を聴く限り、「キューバの作曲家」という感じはあまりいたしません。普通にヨーロッパの音楽のように聴こえます。お手本とした音楽の影響が強かった時期の曲なのかもしれません。他の曲はまだ未聴なのですが、もしかしたらキューバの香りが感じられる曲に出会えることもあるかもしれないな、と考えています。

NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
サラス・イ・カストロ、エステバン:空と星々

サラス・イ・カストロ、エステバン:空と星々(MP3ダウンロード)

\ 最新情報をチェック /

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です