一日一曲(1662)ブランク、アラン:無伴奏ヴァイオリンのための音楽
本日は、生誕100年(1925年12月27日生)を迎えらえたアメリカの作曲家兼ヴァイオリニスト、アラン・ブランクさんの曲をご紹介します。
ブランクさんは1925年12月27日にニューヨークで生まれました。ジュリアード音楽院(1945–47年)に通い、ワシントン・スクエア・カレッジで学士号を取得しました(1948年)。後年、ミネソタ大学で修士号(1970年)を取得しています。1950年から52年にかけてピッツバーグ交響楽団のヴァイオリニストを務められました。その後、ウェスタンイリノイ大学(1966–68年)、パターソン州立師範大学(1968–70年)、レーマン大学(1970–77年)、バージニア・コモンウェルス大学(1978–96年)で作曲を教えました。バージニア・コモンウェルス大学では名誉教授となり、ニューグローブズ音楽・音楽家辞典にも掲載されました。2013年11月12日、脳腫瘍の影響による合併症のため87歳で亡くなられました。
本日の曲は「無伴奏ヴァイオリンのための音楽」です。4楽章形式で演奏時間は約16分です。ヴァイオリニストの作品らしく、様々な技巧がちりばめられていて、演奏は至難の業です。第2楽章はピチカートのみで演奏されます。本曲を中心とした無伴奏ヴァイオリンの曲のみのコンサートなども開かれたのではないかと想像しています。自作自演を聴いてみたいところですが、残念ながらNMLには録音がありませんでした。
NML(ナクソス・ミュージック・ライブラリ)より(NML会員以外の方でも無料で試聴できます)
ブランク、アラン:無伴奏ヴァイオリンのための音楽
ブランク、アラン:無伴奏ヴァイオリンのための音楽(MP3ダウンロード)
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